日刊野球ネイション版・プロ野球選手名鑑

ページ作成:Kaz/最終更新2016年04月06日

大石達也 - Ohishi, Tatsuya

大石達也 - Ohishi, Tatsuya

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出身地 福岡県大宰府市 生年月日 1988年10月10日
身長体重 185cm / 90kg 投打 右投左打
ポジション 投手 プロ入り 2010年ドラフト1巡目
既婚独身 独身 グラヴ adidas
スパイク adidas バット
中学 高校 福岡大付属大濠高
大学 早稲田 社会人
ウェブサイト SNS
オリンピック
WBC
プレミア12
オールスター

大石投手年度別投手成績



































































2016 西武 15 28 ¥11,000,000 1 2016
2015 27 ¥14,000,000 1 3 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 13 3回1/3 3 0 1 0 0 3 0 0 0 0 0.00 1.20 2015
2014 26 ¥18,000,000 1 2014
2013 25 ¥16,000,000 1 37 0 0 0 0 0 5 8 2 .000 166 36回2/3 43 7 12 2 1 44 1 0 28 26 6.38 1.50 2013
2012 24 ¥15,000,000 1 24 0 0 0 0 1 1 0 1 .500 160 36回 39 2 12 0 4 24 3 0 15 11 2.75 1.42 2012
2011 23 ¥15,000,000 1 2011
通算 ¥89,000,000 6 64 0 0 0 0 1 6 8 3 .143 339 76回 85 9 25 2 5 71 4 0 43 37 4.38 1.45 通算
太字はリーグ最高・最多記録

スカウティングリポート

早稲田大学時代の大石達也投手は150km/h以上の唸りをあげるようなストレートを投げていた。ストレートは十分プロで通用すると評価されており、ドラフト会議でも6球団が競合した。ドラフト会議前の指名挨拶の席で、大石投手は先発に挑戦したいという思いを西武スカウトに伝えていたと言う。それを聞いた当時の渡辺久信監督も賛成し、交渉権を獲得したあとは「ダイナミックな先発として育てたい」と語っている。しかしプロ入り後は肩痛の影響も大きく先発は断念し、短いイニングに専念することになってしまった。

プロ入り後はとにかく肩痛に苦しんでいる。それは一体なぜなのか?理由は簡単だ。肩痛を引き起こす投手の典型的な投げ方をしているためだ。大石投手はテイクバックを大きく背中側に入れている。これは肩関節の水平外転によって作られる形なのだが、ここで水平外転してしまうと、ボールを加速する際には水平内転動作が生じてしまう。ボールを持っている段階で水平外転をすれば肩前面を痛めやすいし、水平内転をすれば肩後方を痛めやすくなる。さらに水平内転・外転動作で投げてしまうと肩にかかる遠心力も大きくなりやすく、棘上筋などのインナーマッスルも痛めやすくなる。

2015年夏の大石投手の投球動作を見ると、肩の水平内転・水平外転が非常に大きい。これだけ大きく肩を使ってしまっては、肩を痛めない方が不思議だ。テイクバックが、肩甲骨の深い動きによって多少背中側に入る分には問題は少ない。しかし肩自体を動かすことにより、大石投手の肩への負荷は非常に大きくなっている。この投球動作を根本的に解消しない限り、大石投手の肩への不安が消えることはあり得ないだろう。

ボールを投げる動作に於いて、ボールを握っている間は実は肩関節は動かさないことが理想となる。これができている投手は肩を痛めることがほとんどなく、痛めたとしても軽傷で済む。大石投手の場合は肩を大きく動かしてしまい、しかもその動作で全力投球を続けてしまった。もし2016年以降も同じ投球動作で投げ続ければ、大石投手は30歳まで現役を続けることはできなくなるだろう。

肩の不安からか、昨年はストレートの球速が140km/hを超えることがほとんどなかった。本人は球速よりも制球力重視と話しているようだが、実際はそうではないはずだ。単純に肩への不安により腕を振り抜けないために球速を出すことができないだけだ。大石投手は抜群の制球力があるわけでもないし、切れ味抜群の変化球があるわけでもない。となるとやはり140km/hに満たないストレートで1軍で投げ続けることは、現実問題としては難しいと判断すべきだろう。

もし投球動作を根本的に見直すことがもう難しいのであれば、同僚である木村文紀選手のように早い段階で投手に見切りをつけ野手転向に踏み切ることが肝要だ。もしくは2016年を棒に振ってでも根本的な投球動作の見直しを行うか。このどちらからを早い段階で選択していかなければ、大石投手のプロ野球人生は想像以上に早く終わってしまうだろう。だがそうはなってもらいたくはないため、大石投手にはできるだけ早く決断する勇気を持ってもらいたいと願っている。

リポート:Littlerockheart Baseball Coaching Tokyo



タイトル&表彰

受賞歴なし

主な出来事

2015年06月03日
2年振りの1軍マウンドに立つも、右肩の張りで登録抹消
2014年12月02日
2014年は肩痛により1軍登板なしにシーズンを終えてしまう。これにより首脳陣から野手転向を打診されたのだが拒否し、投手一本として契約を更改。早稲田大学時代の應武監督は、大石投手を遊撃手として育てたいという意向を持っていた。
2013年04月04日
西武ドームでのホークス戦、9回表のマウンドを無失点に抑え、プロ初セーブをマーク。
2012年07月08日
西武ドームでのイーグルス戦、5回から二番手としてマウンドに登り、1回2/3を無失点で投げプロ初勝利をマーク。
2012年05月05日
西武ドームでのマリーンズ6回戦、8回から2イニングスを投げプロ初登板を果たす。
2011年04月16日
ルーキーながら開幕1軍入りを果たすも、登板のないまま肩痛により登録抹消
2010年10月28日
ドラフト会議で6球団競合の末、西武渡辺久信監督が交渉権を獲得。大石投手自身の意向もあり、大学時代の抑えから先発転向することが明らかになった。
2010年04月25日
明治大学戦で155km/hを計測。
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